PAWTOPIA(パウトピア)|人も、犬も、本気で遊ぶ。愛知県岡崎市の大自然に囲まれたアスレチック・ドッグラン・ドッグカフェ
犬の豆知識

運動嫌いな大型犬をやる気にさせるちょっとした裏ワザ

「散歩へ誘っても玄関から動こうとしない」

「ドッグランへ行っても、飼い主さんのそばで座っている」

「大型犬なのに、思っていたほど運動したがらない」

愛犬のために運動させたいと思っているのに、なかなか動いてくれず、悩んでいる飼い主さんもいるのではないでしょうか。

大型犬だからといって、すべての犬が走ることや長時間の散歩を好むわけではありません。性格、年齢、体力、これまでの経験によって、好きな運動の内容は異なります。

運動嫌いな犬をやる気にさせるために大切なのは、無理に引っ張ったり、疲れるまで走らせたりすることではありません。

愛犬が「少しやってみようかな」と思えるような、楽しいきっかけをつくることがポイントです。

今回は、運動を嫌がる大型犬へ無理をさせず、自然に体を動かしたくなるちょっとした裏ワザをご紹介します。

愛犬の体調と気持ちに寄り添いながら、飼い主さんも一緒に楽しめる方法を見つけていきましょう。

1.大型犬が運動を嫌がる理由を考えよう

運動を嫌がる犬を見ると、飼い主さんは「怠けているのでは?」と思ってしまうかもしれません。

しかし、犬が動きたがらない理由は、単なる気分の問題だけではありません。

愛犬のやる気を引き出す前に、なぜ運動を嫌がっているのかを考えてみましょう。

いつも同じ散歩に飽きている

毎日同じ道を同じ速さで歩いていると、周囲から受ける刺激が少なくなります。

飼い主さんにとっては十分な距離を歩いているつもりでも、愛犬にとっては「今日も同じ場所を通るだけ」と感じている可能性があります。

犬は、歩いた距離だけでなく、においを嗅ぐ、周囲を見る、音を聞くといった体験からも刺激を受けます。

散歩の距離を増やす前に、道順や過ごし方を少し変えてみることが大切です。

運動の内容が愛犬の好みと合っていない

ボールを追いかけることが好きな犬もいれば、走るよりも地面のにおいを丁寧に調べることが好きな犬もいます。

ほかの犬と遊ぶことを好む犬もいれば、飼い主さんと静かに歩くほうが安心できる犬もいます。

大型犬だからといって、ボール遊びや激しい運動を好きになるとは限りません。

「運動=走ること」ではありません
ゆっくり歩く、においを探す、飼い主さんについて歩く、緩やかな傾斜を進むことも運動です。愛犬が楽しめる動きを探してみましょう。

過去に怖い経験をしている

散歩中に大きな音へ驚いた、ほかの犬に追いかけられた、滑って転んだといった経験から、外出や運動へ慎重になる犬もいます。

犬が立ち止まっているときにリードを強く引くと、外へ出ることへの不安が強くなる可能性があります。

愛犬が何を見ているのか、どの場所で止まるのかを観察し、安心できる距離まで離れてあげましょう。

暑さや地面の状態がつらい

大型犬は体が大きいため、小型犬よりも運動が得意とは限りません。

気温や湿度が高い日、直射日光が強い時間帯、熱くなったアスファルトの上では、短い散歩でも大きな負担になる場合があります。

愛犬が日陰へ行きたがる、何度も立ち止まる、激しくパンティングする場合は、やる気がないのではなく、暑さを避けようとしている可能性があります。

2.運動を始める前に確認したい健康サイン

以前は喜んで散歩していた犬が急に動かなくなった場合は、気持ちの問題だけでなく、体の痛みや病気が隠れている可能性があります。

特に大型犬では、股関節や肘などの関節に関する問題が見られることがあります。

「年齢を重ねたから仕方がない」と決めつけず、普段の動きを丁寧に確認しましょう。

関節や足腰に違和感があるサイン

  • 寝起きに立ち上がるまで時間がかかる
  • 階段の上り下りを嫌がる
  • 車やソファへ乗らなくなった
  • 歩幅が以前より狭くなった
  • 散歩中に何度も座り込む
  • 片方の足をかばって歩く
  • ボールやおもちゃを追わなくなった
  • 足や腰へ触れると嫌がる

関節に問題がある犬でも、はっきりと足を引きずるとは限りません。

遊ばなくなった、動き出しが遅くなったといった、小さな行動の変化として現れることがあります。

急に運動を嫌がるようになったら
散歩や遊びを嫌がる状態が続く場合は、無理に運動させず、動物病院へ相談してください。痛みや病気が原因の場合、運動だけで解決することはできません。

呼吸の状態にも注意する

大型犬の中には、呼吸器や心臓の状態によって運動を続けにくくなる犬もいます。

散歩中に咳をする、呼吸音が大きい、舌や歯茎の色がいつもと違う、少し歩いただけで座り込むといった変化がある場合は、運動を中止してください。

倒れる、呼吸が苦しそう、意識がもうろうとしている場合は、速やかに動物病院へ連絡する必要があります。

3.大型犬のやる気を引き出す5つの裏ワザ

健康上の問題が見当たらず、愛犬が単調な運動を好まない場合は、遊び方を少し工夫してみましょう。

ここからは、大型犬へ無理をさせず、自然に動きたくなるきっかけをつくる方法をご紹介します。

裏ワザ1|散歩コースを愛犬に選んでもらう

安全を確認できる場所では、分かれ道で愛犬が進みたい方向を選ばせてみましょう。

自分で選んだ方向には、気になるにおいや音があるかもしれません。

飼い主さんに引かれて歩く散歩から、自分で探索する散歩へ変わることで、愛犬が前向きに動き始める場合があります。

安全を最優先にしましょう
車が通る道路、私有地、危険な斜面などへ進もうとした場合は、愛犬に任せず飼い主さんが安全な方向へ誘導してください。

裏ワザ2|距離ではなく「におい探し」を目的にする

運動嫌いな犬を長い距離歩かせようとすると、散歩そのものを嫌がるようになることがあります。

そこで、歩いた距離ではなく「気になるにおいを三つ見つける」など、探索を目的にしてみましょう。

芝生、落ち葉、木の根元などをゆっくり嗅ぐ時間をつくると、短い距離でも愛犬の感覚を使えます。

ただし、拾い食いをしないよう、地面に危険な物が落ちていないか確認してください。

裏ワザ3|短時間で終わり、成功を積み重ねる

運動不足を解消しようとして、初日から長時間歩かせる必要はありません。

まずは自宅の周囲を数分歩く、広場を一周するなど、愛犬が無理なく達成できる内容から始めます。

愛犬が疲れ切る前に終え、優しく褒めて帰宅しましょう。

「外へ出ると疲れる」という印象ではなく、「少し動くと楽しい」という経験を積み重ねることが大切です。

少しずつ増やす目安

  • 散歩後に極端に疲れていない
  • 翌日に歩き方が変わっていない
  • 次の散歩にも自分から参加する
  • 呼吸が休憩によって落ち着く

運動量を増やした後に足を引きずる、立ち上がりにくくなるといった変化が見られた場合は、元の運動量へ戻し、必要に応じて獣医師へ相談しましょう。

裏ワザ4|お気に入りをゴールに置く

散歩の途中に、愛犬が好きな場所や遊びを用意する方法もあります。

静かな公園で休憩する、飼い主さんと軽くおもちゃで遊ぶ、好きな場所でにおいを嗅ぐなど、愛犬にとっての楽しみをゴールに設定します。

「歩かされた先に何もない」のではなく、「歩いた先に楽しいことがある」と分かると、自分から進みやすくなることがあります。

おやつを使う場合は、食べさせすぎないよう、一日の食事量の一部を取り分けて使用しましょう。

裏ワザ5|飼い主さん自身が楽しそうに動く

飼い主さんがリードを持ったまま立ち止まり、「早く歩いて」と繰り返すだけでは、犬に運動の楽しさが伝わりにくいことがあります。

少し先まで明るく歩いてみる、名前を呼んで一緒に方向を変える、地面にある物を一緒に見つけるなど、飼い主さんも遊びへ参加してみましょう。

愛犬が一歩でも自分から動いたら、優しい声で褒めます。

大げさに興奮させる必要はありません。愛犬が安心できる声と動きで、一緒に行動することがポイントです。

いつもと違う環境が、愛犬のやる気につながることも

散歩コースに飽きている犬には、自然のにおいや地面の感触を楽しめる場所へのお出かけが、新しい刺激になります。

最初から走らせようとせず、愛犬が周囲を観察し、安心して動き始めるまで待ってあげましょう。

4.大型犬を安全に運動させるための注意点

愛犬が楽しそうに動き始めると、飼い主さんもうれしくなり、つい長く遊ばせたくなるかもしれません。

しかし、大型犬は体重があるため、急な方向転換、繰り返すジャンプ、滑りやすい場所での運動が関節への負担になる場合があります。

愛犬のやる気だけでなく、体への負担にも目を向けましょう。

最初と最後はゆっくり歩く

運動を始めてすぐに全力で走らせるのではなく、最初はゆっくり歩き、体を動かす準備をします。

遊び終わった後も、すぐに座らせたり車へ乗せたりせず、呼吸を確認しながらゆっくり歩きましょう。

運動中は、歩き方、足の運び、呼吸、表情を観察してください。

激しいジャンプを繰り返さない

ボールやおもちゃを高く投げ、何度もジャンプさせる遊びは、着地時に足腰へ負担がかかる可能性があります。

おもちゃは低い位置で動かし、直線的に追わせる、地面の上を探させるなど、負担の少ない方法を選びましょう。

アスレチック設備を利用する場合も、最初は低く安定した設備から始め、嫌がる犬を無理に乗せないことが大切です。

暑い時間帯を避ける

暑い季節は、早朝や夕方など比較的涼しい時間帯を選びます。

日陰と水分を確保し、次のような様子が見られたら、すぐに運動を中止してください。

  • 激しく呼吸している
  • よだれが大量に出ている
  • 日陰から出ようとしない
  • 足元がふらついている
  • 呼びかけへの反応が鈍い
  • ぐったりしている

熱中症が疑われる場合は、涼しい場所へ移動させ、動物病院へ連絡してください。

食事の前後に激しい運動をさせない

大型犬や胸の深い犬種では、胃拡張・胃捻転症候群への注意が必要です。

食事の直前や直後に激しく走らせることは避け、落ち着いて過ごせる時間をつくりましょう。

食後の運動をどの程度制限すべきかは、犬種、食事量、既往歴によって異なります。リスクが気になる場合は、かかりつけの獣医師へ相談してください。

緊急性の高いサイン
お腹が急に膨らむ、吐こうとしても吐けない、よだれが増える、落ち着きなく歩き回る、ぐったりするといった症状がある場合は、胃拡張・胃捻転症候群などの緊急疾患が疑われます。すぐに動物病院へ連絡してください。

5.PAWTOPIAで愛犬に合った楽しみ方を見つけよう

運動嫌いな大型犬には、いつもの散歩とは異なる環境が、体を動かすきっかけになることがあります。

草や土のにおいを嗅ぐ、広い場所を自分のペースで歩く、飼い主さんと一緒に新しい場所を探索することも、愛犬にとって立派な運動です。

ドッグランへ来たからといって、ほかの犬と遊んだり、広い場所を走り回ったりする必要はありません。

愛犬が安心して周囲を観察し、自分から動き出すのを待ちましょう。

最初は施設内をゆっくり確認する

愛知県岡崎市のPAWTOPIA(パウトピア)には、自然に囲まれたドッグラン、ドッグアスレチック、ドッグカフェなどがあります。

初めて訪れる大型犬は、すぐにリードを外すのではなく、周囲の音やにおい、ほかの犬の様子を確認する時間をつくりましょう。

緊張している様子があれば、無理にドッグランへ入らず、落ち着ける場所から環境に慣らしていきます。

走らなくても十分楽しめる

芝生の端をゆっくり歩く、木々のにおいを嗅ぐ、飼い主さんと一緒に短い距離を往復するだけでも構いません。

愛犬が自分から数歩進んだら、落ち着いた声で褒めてあげましょう。

休憩を取りながら短い運動を繰り返すことで、「ここへ来ると楽しく動ける」という経験につながります。

設備は愛犬の能力に合わせて使う

ドッグアスレチックは、すべての設備をクリアすることが目的ではありません。

愛犬が興味を示した設備だけを使い、低い場所をまたぐ、緩やかな場所を歩くといった簡単な動きから始めましょう。

大型犬を持ち上げて設備へ乗せたり、リードで引っ張って進ませたりすることは避けてください。

PAWTOPIAを利用する際は、施設の最新ルールを確認し、愛犬とほかの利用者が気持ちよく過ごせるよう配慮しましょう。

まとめ|愛犬が動きたくなる理由をつくろう

運動嫌いな大型犬をやる気にさせるために、強く引っ張ったり、長時間走らせたりする必要はありません。

散歩コースを選ばせる、におい探しを取り入れる、短時間で終える、好きなことをゴールにするなど、少しの工夫から始めてみましょう。

大切なのは、飼い主さんが決めた運動量をこなすことではなく、愛犬が安心して参加し、「もう少し動いてみたい」と感じられることです。

急に運動を嫌がるようになった場合や、歩き方や呼吸に変化がある場合は、性格の問題と決めつけず、動物病院へ相談してください。

愛犬が自分から動きたくなる楽しみを見つけませんか?

岡崎市の自然に囲まれたPAWTOPIAで、大型犬の性格や体力に合わせた過ごし方をお楽しみください。

PAWTOPIAの施設情報を見る

※本記事は、大型犬の運動や生活環境に関する一般的な情報を紹介するものです。必要な運動量や適した運動方法は、犬種、年齢、体格、体重、持病によって異なります。運動を急に嫌がるようになった場合や、関節、呼吸、心臓などに不安がある場合は、獣医師へご相談ください。

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